更新日:2026年3月19日
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沖永良部事務所農業普及課管内(沖永良部島,与論島)における普及活動の成果を紹介します。
令和7年度の沖永良部島・与論島の気象状況は,梅雨期間が短く7月中下旬にまとまった雨量はあったものの8月から10月上旬の雨量が少なく,年間を通じても雨量の少ない年となりました。平年と比較すると平均気温は高めで推移し,大きな気象災害もなく作物はおおむね順調な生育となりました。
このような中,主幹品目であるさとうきびは,R6R7期は35年ぶりに10万tの生産量を超えましたが,R7R8期についても昨年並みの収穫量が期待されています。ばれいしょは,振興局事業を活用し,シストセンチュウ抵抗性品種「しまあかり」普及推進がスタートしました。花き類については,高温の影響でやや生育が劣るものの,スマートフラワー規格の普及などにより安定的な出荷が行われています。肉用牛は,飼料価格は依然として高止まりしていますが,子牛価格は3月セリ市で平均723千円(税抜き沖永良部)と経営改善の兆しが見えてきました。
畑地かんがい事業は,念願の国営地下ダム工事は今年度に完工し,通水地区も徐々に拡大しており,実証ほ成果のPR,各作物の研修会等により畑地かんがいを利用した営農が拡大しつつあります。
また,県では「かごしま未来創造ビジョン」において,「人づくり・地域づくりの強化」,「生産・加工体制の強化,付加価値の向上」,「販路拡大・輸出拡大」を3本の柱として位置づけるとともに農業の「稼ぐ力」を引き出す諸施策に取り組んでいます。
これらの情勢や管内農業・農村の緊急かつ重要な課題等を踏まえて,沖永良部事務所農業普及課では,1地域を支える担い手の確保育成,2地域を支える畑かんの営農推,3地域資源を活かした地域営農システムの構築,4温暖な気候を活かした園芸産地の育成(野菜・果樹,花き),5安定したさとうきび生産技術の確立と持続ある産地の育成,6地域資源を活かした肉用牛経営体の育成の6つの普及指導計画を柱に関係機関・団体との連携を図りながら,効率的かつ効果的に活動を展開してまいりました。
この度,これらの活動と各種実証ほの成績などを「令和7年度普及のあゆみ」として取りまとめましたので,今後の地域農業及び個別経営の発展に少しでもお役にたてれば幸いです。
この1年間,普及指導活動に御協力いただきました実証・展示ほ担当農家をはじめ,普及指導協力委員,指導農業士,女性農業経営士,畑かんマイスター,関係機関・団体の皆様方に心より感謝申し上げます。
令和8年3月
大島支庁沖永良部事務所農業普及課課長蛯原直人
沖永良部地域を支える担い手の確保・育成(PDF:587KB)
地域資源を生かした地域営農システムの構築(PDF:223KB)
温暖な気象条件を生かした園芸産地の育成(野菜・果樹・GAP)(PDF:531KB)
温暖な気候を生かした園芸産地の育成(花き)(PDF:374KB)
安定したさとうきび生産技術の確立と持続ある産地の育成(PDF:341KB)
地域の特性を生かした肉用牛経営体の育成(PDF:348KB)
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