更新日:2026年4月2日
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「普及のあゆみ」とは,毎年の普及活動の成果をまとめたものです。
徳之島地域の協同農業普及事業の推進にあたりましては,日頃より農業者の皆様をはじめ,関係機関の多大なご理解,ご協力をいただき,厚くお礼申し上げます。
令和7年度,日本の平均気温は過去最高を更新し,過去最も早い梅雨明けや40℃を超える猛暑,7月の記録的な少雨など,極端な高温・少雨に見舞われました。
徳之島でも,6月上旬から7月上旬にかけての降水量は,平年の1割以下となり,基幹作物であるさとうきびの生育への影響が懸念されましたが,その後の定期的な降雨や十分な日照があったこともあり,令和7~8年期の生産量は前年度比12%増の19tが見込まれています。
また,ブランド品目であるばれいしょは,前年度比49%増の7,800tの共販量が見込まれております。徳之島中央家畜市場での子牛取引価格も11月以降更に上昇してきており,今後の動向を注視する必要があるものの,生産牛農家の経営安定に明るい兆しが見えてきています。
しかし,農業を巡る情勢は,農業従事者の減少や高齢化の進行による担い手不足,自然災害の多発や栽培適地の変化,農地面積の減少による生産基盤の脆弱化,国際情勢の不安定化など様々な課題に直面しています。さらには,円安などの影響で飼料・肥料・燃料等の資材価格は依然として高止まりを続け,農業経営は厳しさを増しています。
そのため,大島支庁徳之島事務所農業普及課では,新規就農者,青年農業者,認定農業者,農業法人,女性農業者など担い手の確保・育成,畑かん営農の促進,「徳之島さとうきび農作業受委託調整センター」による農作業受委託体制の整備,スマート農業など省力技術の普及,未利用資源を活用した粗飼料の確保,ばれいしょ種芋の安定確保に必要なジャガイモシストセンチュウ抵抗性品種の実証・普及,セグロウリミバエ等の特殊病害虫の防除対応に生産者・関係機関の皆様と連携して取り組んでまいりました。
ここに,今年度の取組をまとめ,令和8年度からの新たな普及指導計画へ引き継がれるよう「普及のあゆみ」として活動内容と実証成績の一部を整理し,掲載しました。
結びに,ご協力いただきました農業者並びに関係機関の方々へ深く感謝いたしますとともに,徳之島農業の発展に向けた活動に役立つことを期待しております。
令和8年3月
大島支庁徳之島事務所農業普及課課
松本徹
畑作物(さとうきび)の生産安定と稼げる経営の確立(PDF:433KB)
肉用牛経営における地域資源活用による稼ぐ力の向上(PDF:284KB)
1飼料用トウモロコシ小面積栽培と生産牛栄養改善実証(PDF:625KB)
2鹿児島県育成新品種「しまあかり」現地適合性の検討(PDF:423KB)
3かぼちゃ早熟栽培における換気作業省力化に向けた検討(PDF:117KB)
4ばれいしょの収穫後の後作物栽培による稼ぐ力の向上(PDF:409KB)
5地域未利用資源(糖蜜)を活用した土壌還元消毒方法の検討(PDF:226KB)
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